キービュアル 二十不惑2～私たちが夢見た未来へ～
INTRODUCTION イントロダクション
見どころ！
MOVIE ムービー
予告編
CAST&CHART キャスト＆相関図
相関図
STAFF
原題：二十不惑2
監督：リー・ジー(黎志)「北京女子図鑑」「問心」
脚本：チャン・ウージュー(張五居)/チョン・エンシュー（鐘恩淑）/ルー・シサンフォン（陸十三峰）/ハン・サンタイ（韓三台）
STORY ストーリー
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1～10話
11～20話
21～30話
31～40話

あらすじ

社会に出て、ようやくコスメインフルエンサーになったが全く順調ではないリアン・シュアン、華やかでエリートに見えるが、残業ばかりで多忙な毎日を送るジアン・シアオグオ、のんきで裕福なお嬢様だが、家業が経営不振に陥ったため、人生の現実と向き合い始めたドワン・ジアバオ、変わらない生活に飽きて新たな選択にしたルオ・イエンが、様々な失敗を経験していく中で、成長していく20代女性たちの青春ストーリー。

第1話　私が一番羨ましいと思う人

大学卒業後のある日、かつて寮で同部屋だった仲良し四人組は、そのうちの一人であるルオ・イエンの誕生日を祝うために勢揃いする。到着するなり皆それぞれ自分の近況を語り始める。リアン・シュアンはライブコマースに携わるようになり、美容・コスメ業界のNo.1ライバーを目指す。ドワン・ジアバオは芸能マネージャーになるため北京へ、ゆくゆくは深センで自分の事務所を開くのを夢見ている。藍禾(ランホー)資本の正社員になりたてのジアン・シアオグオは1日も早く深センでマイホームを持つことが夢だ。ルオ・イエンは誕生日の願い事に親友たちの夢を託す。そして、今後も四人の誕生日には必ず皆で集まることを約束した。

第2話　変数になろう

リアン・シュアンはライバーという強みを活かして、ルオ・イエンの上司チャン社長に「お仕置き」を与える。そして、その場の勢いに乗じてルオ・イエンはチャン社長に辞職届を提出する。ジアン・シアオグオはルオ・イエンが一時の衝動に駆られて取った行動ではないかと心配するが、ルオ・イエンはそれをキッパリと否定する。その少し前、イエンは車でワインの買い出しに行っていたが、道に迷って偶然海辺にたどり着いた彼女は、海風に当たりながらつい思いを巡らす。何の変化もないお決まりの生活に比べ、航路を外れることで訪れる意外な出来事の方がより幸せな人生をもたらすことに気づいた彼女は、新たな人生を求めて出発することを決心する。

第3話　思い切ってやればいいのさ、どうせ後悔するんだし

ルオ・イエンは親友たちとの切ない別れを恐れ、送別会の時間にはすでに飛行機に乗って出発していた。残された三人は密室脱出ゲームの店内で復元された思い出の寮部屋で、彼女が残した手紙と彼女のニックネーム「ストーン」にちなんだ置き土産―ガラス瓶に入った海辺の「石」―を手にすることとなる。彼女たちはルオ・イエンの心のこもった計らいに感動と切なさの涙を流し、ルオ・イエンの置き手紙に書かれた言葉に心を打たれ、そして励まされ、その思いを胸に、再びそれぞれの戦場へと向かうのであった。

第4話　新しい友だち？古い友だち？

リアン・シュアンの彼氏・チャオ・ユウシウはシュアンの帰りを辛抱強く待つが、シュアンはなかなか戻らない。クライアントとの商談中だったシュアンもユウシウのことを気にする素振りを見せていたので、ジャン社長は部下のジャン・シュアイに言いつけて、ユウシウを自分たちの商談の席に合流させる。二人きりでのデートは台無しにされたが、シュアンはそこで提案された「瀾」ブランドとのコラボに心を躍らせる。帰宅の途中、シュアンはふてくされ顔のユウシウをさまざま方法であやし、なんとか彼の許しを得ることとなる。

第5話　昔はそう思ってた......

ジアン・シアオグオは幼なじみのチー・ソンと生の海鮮漬けを食べに出かけ、チー・ソンに自分とワン姉のライバル関係を話す。チー・ソンは大学から現在に至るまでの経歴をシアオグオに語る。食事の後、二人とも腹痛で病院へ直行、結局点滴注射を受ける羽目になる。点滴中もシアオグオは翌日の会議に向けてパワーポイント作りに勤しむが、傍らにいるチー・ソンはシアオグオがいくら促しても無頓着な様子。そして翌日、ワン姉のプレゼンテーションは上出来だったが、シアオグオは調子を取り戻せないまま、プレゼンを台無しにしてしまう。一方、チー・ソンは予想外にもいい成績を収め、会社の経営パートナーであるアレックスから褒められる。

第6話　三尺にも達する厚い氷

シアオグオは退社したフリをして、チー・ソンが去るとすぐさま会社に戻って残業を続ける。夜帰宅した彼女は、イン・シャンに去られ、発表会の準備で一人切羽詰まっているドワン・ジアバオの手伝いを始める。一方、イン・シャンの元にはドワン・ジアバオが前に注文してあげた舞台衣装が届き、彼はドワン・ジアバオに対して負い目を感じてしまう。リアン・シュアンはアポをすっぽかしたことについてジャン社長に詫びを入れ、今後は仕事一筋で頑張ることを約束する。チャオ・ユウシウはシュアンに自分の茶馬古道行きを打診するが、その時のシュアンはちょうど717フェスを目前に控え、運営担当者のチャン・ポンチェンが頻繁にミスを犯すのに苛立ちながら打ち合わせをしている最中だった。

第7話　夢の姿

リアン・シュアンはチャオ・ユウシウを引き止めようとしたが、努力むなしく傷心のまま二人は別れることに。その破局の知らせを聞きつけたジャン社長と助手のジャン・シュアイはシュアンのいるライブコマーススタジオへ駆けつける。彼らが見守る中、シュアンは込み上げる思いを何とか抑えながらライブを最後までやり通す。深夜、親友らはシュアンを慰めに彼女のマンションにやって来る。717フェスのライブコマース最終日がまだ先だったこともあり、シュアンは自分の感情を必死に抑えたままでいる。一方、ドワン・ジアバオの「宝の山」エンタメでは、発表会の後にオファーが殺到するはずだという期待もむなしく、一向に仕事が舞い込んで来ることはなかった。

第8話　一度大泣きしちゃおう

ライブコマース終了後の定例の反省会は、その日に起こった放送事故の責任追及の場となる。リアン・シュアンはガオ・チーがタイムリーに誤りを糾せなかったことや「瀾」ブランド側に口答えする彼女の態度を厳しくとがめる。ガオ・チーとチャン・ポンチェンのプロにあるまじき態度を理由に、シュアンは二人を自分のチームから除名する。ジャン社長になだめられながらも、シュアンは決してその失敗を負けであるとは認めようとしない。彼女は717フェス最終日のライブを自分のマンションから配信するとジャン社長に告げる。

第9話　馬鹿げた夢の話？

早朝、ドワン・ジアバオは面接に行く支度を始め、シアオグオからの励ましを受ける。ドワン・ジアバオがまず向かったのは、履歴書を送った新核蛋(シンホータン)という広告企業。しかし、そこで目にした激しい競争に圧倒されてしまったドワン・ジアバオは、父親の古い友人であるワンおじさんを頼りに、新核蛋(シンホータン)を後にする。約束の場所でいくら待っても、ワンおじさんは一向に現れない。そんなドワン・ジアバオの姿を偶然見かけたのが近くでロケをしていたイン・シャン。彼はコーヒーの買い出しのついでを装ってドワン・ジアバオに近づき、厳しい現実を突きつけるが、ドワン・ジアバオはワンおじさんがイン・シャンのような冷たい人ではないと、頑なにそれを認めようとしない。

第10話　笑い飛ばそう！

チー・ソンはターゲット商品「リン・シャオソン」のキャラクターをデザインしたのが海鮮漬けレストランの女将で、彼女は同時にセン社長の元恋人でもあるという事実を突き止める。そして、シアオグオと一緒にレストランへ向かい、女将に商標使用の件について説得をはかる。その後二人はセン社長と女将を引き合わせることに成功。セン社長は、以前自分が事業ばかりに気を取られ、元恋人であった女将のことをないがしろにしたことに対し負い目を感じていたが、逆に女将の方はとっくに過去を忘れて結婚までしていた。チー・ソンとシアオグオは、男女間での元恋人に対する心持ちの違いの大きさをしみじみと感じ取るのであった。

第11話　正論に拘ることがそんなに大事なの？

リアン・シュアンは込み上げて来る悔しさをこらえ、事故に遭ったチャン・ポンチェンのいる病院へと向かうのだが、そこでチャンの恋人と口喧嘩になってしまう。屋外で二人が口論をしていると、チャンの恋人はうっかり婚約指輪を排水溝の蓋の穴から落としてしまい、気が動転してしまう。シュアンはそこでチャン・ポンチェンの知られざる努力を改めて教えられ、自分のチーム仲間に対する気配りが行き届かなかったことを思い知らされる。そこでシュアンは手に怪我を負ってでも懸命に指輪を拾い上げ、チャンの恋人と和解を果たす。

第12話　私を受け止めてくれてありがとう

ドワン・ジアバオはふと自分の実家の現状を思い出し、衝動的になるべきではないと自分に言い聞かせる。営業先のヤン社長のお眼鏡にかなったイン・シャンを頼りに契約を取ろうと彼を訪ねて行くが、彼に対する態度は相変わらずつっけんどんのままである。そんなドワン・ジアバオを見て、イン・シャンもわざととりつけない態度で返し、思い通りに事が運ばないまま、ドワン・ジアバオはその場を後にする。チャオ・ユウシウは会社の仕事と称して「都市の笑顔」をテーマにした写真を撮りに行くと、落ち込んでいたリアン・シュアンを外へと連れ出す。撮影をしているうちに、二人の間に漂っていた気まずさも解消されるのであった。

第13話　ウサギとカメ

ドワン・ジアバオは、路上で仲介業者のチェンの目標スローガンを唱える姿に励まされる。イン・シャンはドワン・ジアバオの頑張りに心を動かされ、値段を掛け合ったものの、最終的にはドワン・ジアバオの広告に出演することを承諾する。その夜、ドワン・ジアバオは帰宅の途中でまたもや仲介業者チェンの姿を見かけるが、今度は彼女が意気消沈していたチェンを励ます役に回る。深センに来ていたリアン・シュアンの祖母と父親は彼女の無事を確認した後、帰途に就こうとしていた。出発直前、シュアンは自分とケンカをしていた父親と和解を遂げる。

第14話　私のこと好きなのかな？

ディン・イーシェンが勤務する動物病院では、獣医のチュウ・ジョウチェンに対して人一倍熱心に接するイーシェンが彼に好意を寄せているのではないかと、スタッフの間で噂が広がっている。その状況を察知した院長のウェイ・ジンナンはジョウチェンを誘って釣りに出かけ、その事を話すが、ジョウチェンには寝耳に水の出来事だった。病院に戻ったジョウチェンは、イーシェンが自分に取る態度をそのまま鵜呑みにしてしまい、自ら彼女に対して一線を画すよう告げる。ジョウチェンの誤解に驚いたイーシェンは、強い口調でキッパリと彼の推測を否定し、その場を去ってしまう。残されたジョウチェンは自分の勝手な思い込みを後悔する。

第15話　敵でもあり 友でもあり

再スタートを切るため、リアン・シュアンはLANZHOU社のライバルであるオーロア社へ赴き、シュー・インを訪ねる。シュー・インはシュアンを高く評価しており、二人の間で会話が弾む。一方、LANZHOU社のジャン社長は、シュアンの後任であるリリヤとのやりとりのなかで、自分の意見が言えず、形式にとらわれがちな彼女に対し、何か物足りなさを感じずにはいられない。男勝りのシュアンを懐かしんでいた矢先、彼女がシュー・インを訪ねていったという情報を耳にしたジャン社長は激怒してしまう。すぐさま助手のジャン・シュアイにシュアンとの面会を手配させるのであった。

第16話　流動的な関係

リアン・シュアンは二階に戻り、また駆け出しから販促キャリアをスタートさせる。てっきり注目の的になると思いきや、現実ではみんなシュアンに注意を払う余裕なんてないほど忙しく働いている。そんな中、二階の業績ランキングで最下位に甘んじていたカメというライバーだけが熱心に案内役をしてあげていた。カメが扱っていた商品はお椀型の容器に入った食材の花膠(はなにかわ)。シュアンはカメに自己流の売り方や宣伝文句の指導をするが、そのあと二階トップライバーの東北兄弟による大げさな販促スタイルを見て、自分の持論がここでは通用しないものであると思い知らされる。

第17話　スパイは誰だ

深夜の残業中にパソコンがクラッシュしてしまったシアオグオは、モーメンツで助けを求める。それに気づいたチー・ソンはすぐにオフィスへ行き、シアオグオを休ませて自分が資料の続きを完成させる。翌日、シュアンは欠陥商品である花膠(はなにかわ)の販促業務を断るが、営業担当のガオ・チーから、本来なら二階販促チームには認められないはずの特定商品にまつわるコミッション制の存在を告げられる。ガオ・チーが裏でキックバックを貰っているのではと疑ったシュアンは、早速その件をジャン社長に報告する。一方、ジャン社長も実はすでに品質やキックバック問題を調査していたが、余計な波風が立つのを避けるためにシュアンに冷たく当たってしまう。

第18話　仮相と真相

チー・ソンとシアオグオは、すっかり蜜林(ミーリン)の案件を自分たちのモノにしたと思い込んでいた。そんな矢先、二人はセン社長から宏拓(ホントー)社に先手を取られたことを告げられる。その報告を受けた上司のクリスは二人を責めず、理解を示した上で、チー・ソンの仕事ぶりがプロ意識に欠けていたと指摘した。自責の念に駆られた二人は気持ちをリセットし、早速新たな投資分野の研究を始める。チー・ソンも以前の勤務態度から一変し、率先して残業をするようになる。

第19話　新参者組を卒業

憔悴した様子で仕事から帰ったリアン・シュアンは、ディン・イーシェンがアワビの下ごしらえをしているのを見て、その手伝いを買って出る。見様見真似でアワビをブラッシングするシュアンをイーシェンが褒め、シュアンの心が慰められる。イーシェンはシュアンに602号室での同居を勧めるが、シュアンの気持ちは定まらない。一方、同じく仕事から戻ったシアオグオも悩みを抱えた様子。最後に帰宅したドワン・ジアバオは、自分が物欲の誘惑に勝ったと自慢げに語るが、その勢いで弟のドワン･ジェンユーに彼女ができたことも明かしてしまい、みんなに揶揄される。

第20話　交差点で

カメからガオ・チーが会社を退職したことを知らされたリアン・シュアン。時を同じくして、エレベーターの中では背信行為を犯したガオ・チーへの果断な処置に一早く踏み切ったジャン社長を、助手のジャン・シュアイが持ち上げている。ジャン社長とバッタリ行き合ったシュアンだが、上司の差し金に恩を感じることが出来ず、自分は必ず二階で行われる初のライブコマースで返り咲くと言い放つ。チー・ソンが会社を退職した後、クリスは約束通りシアオグオをフーさんの企業イベントに連れ出し、シアオグオは浮かれ気分になってしまう。

第21話　ハッピー中秋節

ディン・イーシェンは両親と一緒に中秋節を過ごすために実家に戻っていたが、内心では当日近視の手術を受けるチュウ・ジョウチェンのことをしきりに気にしている。世話役のいない家の中に一人でいるジョウチェンを心配する彼女は、さっそく彼の所へ赴き、彼の目となって二人で街へ。束の間のひと時を共に過ごした二人の間には甘さと切なさが入り混じった雰囲気が流れていた。家に戻ったチュウ・ジョウチェンは、同窓生兼院長であるウェイ・ジンナンに、自分が北京行きを諦めるべきかどうかを尋ねる。その突然の質問に、ウェイ・ジンナンは首をかしげるのだった。

第22話　顛覆！てんぷく？

ライブコマースの失敗で落胆していたリアン・シュアンを心配したジャン社長は、自ら進んで彼女を元気づけようとする。「赤の他人法則」というルールのもと、二人は見知らぬもの同士となってお互いの愚痴やうっぷん晴らしを聞く。極め付きとして、ジャン社長は自分の似顔絵をターゲットに据えてシュアンにダーツを投げさせ、彼女のストレス発散に努める。一方、恋人関係になったディン・イーシェンとチュウ・ジョウチェンの間には、まだ初々しいぎこちなさが随所に見られた。ジョウチェンが買ってくれた朝食へのお礼をどうすべきかに頭を悩ませるイーシェンや、職場で同僚に気づかれまいと距離の置き方に戸惑いを見せる二人の姿があった。

第23話　ウチら全員武術の達人

上司クリスの送別会の席で、シアオグオはお酒の勢いを借りて、まるでチー・ソンが去ってから溜まってきたストレスを全て吐き出すかのように、今までの不満を洗いざらいぶちまける。泥酔状態で家に帰った彼女は、ドワン・ジアバオに抱きつきながら前日のことについて謝り、二人は仲直りする。翌朝目を覚ました彼女が見たのは、自分が前の晩に酔っ払いながら同僚のグループチャットに放った暴言に満ちたボイスメッセージだった。更に火に油を注ぐかのように、その出来事は既に同業者の中でも知れ渡っていた。それを察知したチー・ソンは、同業者のグループチャットで何とか話題をすり替えようと試みるがそう簡単にはいかず、シアオグオは一躍有名人となる。

第24話　日が暮れて、明かりを灯す

シアオグオはマーケティングのマスターと崇められているフーさんことフー社長に呼ばれ、案件資料を携えて面会に赴く。フーさんは業界を賑わせたシアオグオの言動を高く評価し、彼女に案件を検討すると約束する。一方、リアン・シュアンとカメがコラボした「寝そべり」ライブコマースは意外にも好成績を収め、業績を伸ばしたカメは仕事を辞めて故郷へ戻らなくても済むことになる。シュアンはジャン社長にミニ火鍋をご馳走し、成功の喜びを分かち合う。そして、近日中に開催されるEコマースカーニバルというイベントの存在を知り、業界のライバーたちが集まるこのイベントをチャンスとしてつかむことを心に決める。

第25話　カレシ品質検査チーム

イン・シャンと一緒に密室脱出ゲームでバイトをしているドワン・ジアバオは、偶然客として遊びにやって来た弟のドワン･ジェンユーに自分の姿を見られてしまう。弟の前でしどろもどろになっていたドワン・ジアバオを、イン・シャンが機転を利かせてその場の窮地を救うが、結局隠し通すことが出来ず、ドワン･ジェンユーに実家の現状を知られてしまう。姉が暮らす602号室を訪れたドワン･ジェンユーは、姉の生活環境の変わりように心を痛め、すぐに帰国して実家を手伝うと言い出す。それを聞いたドワン・ジアバオは、学業を終わらせてからでも遅くはないと、勉強を頑張って続けるよう弟を懸命に説き伏せた。

第26話　必ずやるべき事

Eコマースカーニバルの最終日、リアン・シュアンとシュー・インのペアがライブコマースコンテストで1位を獲得する。シュー・インは正式なオファーを用意してリアン・シュアンを自分の会社へ誘い、ジャン社長との確執の原因も打ち明けたが、リアン・シュアンはそのオファーを辞退した。その後のカーニバルにまつわる報道のなかで、リアン・シュアンは思い出したくない過去の汚点を掘り返す言論を目にするが、突然ネットで元同僚のガオ・チーによる謝罪文が公開され、音声テープが悪意ある編集によるものであったことが判明。事故の怪我から回復したチャン・ポンチェンもその後押しをするかのように声明を発表し、シュアンの濡れ衣を晴らす。

第27話　思ったより断然ステキなあなた

隣り合わせの部屋割りでホテルに泊まっていたリアン・シュアンとジャン社長はベランダ越しに雑談を始める。シュアンがシュー・インから聞いたジャン社長との仲違いの経緯を話すと、ジャン社長は自分の立場から逆のバージョンをシュアンに語る。シュアンが最終的に信じることを選んだのはジャン社長のバージョンだった。仕事の苦楽を共に経験してきた3年間を通して、彼女はジャン社長の人柄を自分で感じ、自分で判断することが出来るようになっていた。そんな彼女に対し、ジャン社長は解約の件を詫びる。そして、夜空に向けて乾杯をした二人の間には、すでにわだかまりが解けた後の戦友としての共通の認識が出来上がっていた。

第28話　こんなに遠く、あんなに近い

リアン・シュアンの新たな配属先である三階では、無断で他人のライブ方式をパクることが蔓延っていた。その実態に意気消沈したシュアンは602室に帰宅するや否や、ディン・イーシェンに愚痴をこぼし始める。一足遅れて帰ったシアオグオは、自分とチー・ソンの間に漂う恋の予感を女子たちに打ち明ける。さらにドワン・ジアバオも話に加わり、イン・シャンとの曖昧な関係を語り始める。ドワン・ジアバオはイン・シャンの隔離期間が終われば、会って告白するつもりでいると皆に告げる。ディン・イーシェンは翌日チュウ・ジョウチェンとはデートせずに自分一人で街へ遊びに出かけるつもりだと言うが、誰もそれを信じようとはしない。

第29話　私には私の戦いが

チー・ソンはシアオグオをつぶやきヤードのブレスト会議に誘う。ディン・イーシェンは未だ心にわだかまりを抱えていたが、それを言い出せずにいる。そんな折、イーシェンの心のうちを察知出来ずにいたチュウ・ジョウチェンは北京から学術フォーラムへの参加を招待され、嬉しそうにその件をイーシェンに伝える。リアン・シュアンは三階のライバーたち全員を一堂に集め、「共同販促」のコンセプトを提案する。皆それぞれが毎日のライブで最後の10分枠を使って同じ商品の販促を行い、抽選で当たったライバー一名にその商品の販売権が行くという仕組みである。全員の顧客リソースを集約したこの斬新な提案にみな気乗りしている様子だった。

第30話　ワタシ、ワタシたち

イン・シャンはドワン・ジアバオに付き添って借金の取り立てに向かうが、何の収穫も得られないまま一日が過ぎ去ろうとしている。落ち込むドワン・ジアバオを励ますつもりで、イン・シャンはスクラッチ宝くじを買おうと提案する。奇跡を祈りながら一枚ずつ削って行くのだが、立て続けに現れたのは「お買い上げありがとうございました」というハズレ券の文字だけだった。ドワン・ジアバオは最後の一枚に未来への希望を託し、削らずに大切に取っておくことにする。離れて暮らす両親を深センに呼び寄せて面倒を見ることにしたドワン・ジアバオは、イン・シャンに深センへ先に戻って両親の住む場所を探してもらうよう依頼する。

第31話　雨が降り出し、あなたを想う

シアオグオは差し入れを携えてつぶやきヤードチームらの残業に加わるが、突然その現場で停電が発生する。予想外のハプニングは意外にも彼らに商品へのインスピレーションをもたらしてくれた。学術会議で北京に滞在中のチュウ・ジョウチェンは、深センのディン・イーシェンと甘い遠距離通話で愛を確かめ合っていた。唐辛子の食べ過ぎで声が枯れたジャン社長を訪ねたリアン・シュアン。二人はよそよそしい素ぶりでやり取りするも、互いを励まそうという本音は相手に伝わっている。女子たちはドワン・ジアバオの両親が住む予定のマンションを準備していたイン・シャンに会いに出かける。イン・シャンを一通り「面接」した結果、全員が彼を受け入れた。

第32話　黄金のお米

今夜の「ご飯」は私が作るとみんなに宣言したシアオグオ。フタを開けて見ると、まさに「お米」のご飯だけが自分で炊いたものだった。その特別なお米とは、いずれ成功してマイホームの夢が叶った時にお祝いで炊こうと、長い間取っておいた高価なものだったが、会社を去る決心がついたシアオグオは、人生の転機を記念してそれを開封して、賞味期限切れとは知らずに食べることにしたのだった。最初は彼女の決意に驚きと戸惑いを見せていた親友たちだったが、最終的には彼女の思いに共感し、応援することを決める。

第33話　覆い被さられる記憶

勤務中のイーシェンの元へ突如ジョウチェンが北京から戻って来る。再会の喜びに浸る二人は交際２ヶ月記念のデートを計画する。LANZHOU社のウィンターフェスでの成績がオーロア社を初めて上回り、ジャン社長は各階のライバーの代表を集めて功労をねぎらう。すっかり上機嫌になったジャン社長は皮肉たっぷりにオーロアのシュー・インに電話をかける。三階ではライバーたちが打ち上げ会を開いている。シュアンは合流したジャン社長に感謝を伝える。照明が故障中の三階手洗い前では、ジャン社長が懐中電灯をかざしてシュアンを待っている。二人で勝利の裏話を語っていると、ジャン社長はふとシュー・インから自分のパキラを取り戻してこようと思い立つ。

第34話　あなたを好きになるのは私の勝手でしょ

交際2ヶ月記念デートの日、チュウ・ジョウチェンは早々にレストランに到着したが、ディン・イーシェンは１時間半も遅刻をしてしまい、ライトショーを見逃しただけでなく、料理も冷め切っていた。機嫌を損ねたジョウチェンは思わず素っ気ない態度を取ってしまう。そんな中、彼の元へ指導教官からの電話が入る。イーシェンは席を離れて電話に対応するジョウチェンを健気に待っている。ようやくテーブルで向き合った二人だったが、結局は大喧嘩別れとなってしまい、イーシェンが用意したペアリングも渡せずじまいだった。ガッカリして戻った彼女を囲んでルームメイトたちが恋愛心理分析を始めるが、シュアンの脳裏をよぎったのはジャン社長だった。

第35話　先に頭を下げるのは誰だ

リアン・シュアンは三階にある自分専用のライブコマーススタジオでまた新たなシーズンに向けて商品の選別、スタッフとの打ち合わせ、そしてライブ配信という従来通りの毎日を送っている。しかし、物事がうまく行きすぎると逆にどこか物足りなさを感じるようになり、そうした困惑した気持ちを彼女は親友たちに打ち明ける。LANZHOU社で評品会が行われた日、チャオ・コーというバロックパールジュエリーのブランドオーナーが自分の作品を持って現れる。リアン・シュアンは興味を示すが、一点物にこだわるブランドゆえ、ライブコマースで量販を目指すのが非常に困難であると認識する。とはいえ、彼女はその弱みを克服する打開策をいくつか提案する。

第36話　お久しぶりね

シアオグオは突然再会したジョウ社長への探り入れが失敗に終わったことをリアン・シュアンに話す。ジョウ社長が深センを訪れたのは単に仕事が目的だったようだ。シアオグオは仕事ぶりを通してジョウ社長に自分の成長を見せつけようと固く決意する。また、不要なトラブルを避けるため、チー・ソンにはジョウ社長との過去を伏せておくことにした。シュアンに贈るジュエリーを注文するため、手描きのデザインを持ってチャオ・コーの店を訪れたジャン社長。シュアンも一足遅れてドワン・ジアバオに贈るブレスレットを取りに到着する予定だったので、ジャン社長は慌ててカーテンの後ろへ隠れる。シュアンは机に置かれたままのデザイン図に特に関心を示すことはなかった。

第37話　一緒に逃げよう

リアン・シュアンはチャオ・コーにテーマ別のジュエリー作品のラインナップを提案する。二人でブランド展開の青写真を描いていくうちに、将来への希望が見えたチャオ・コーは思わずシュアンをビジネスパートナーにならないかと誘ってしまう。シュアンの方も心を動かされた様子だった。ドワン・ジアバオとイン・シャンの二人は仕事をやめ、慣れ親しんだ深センを離れて密かに駆け落ちする計画を進めている。杭州での住む場所や将来の生活などを思い描きながら、二人は今までの生活に別れを告げようとしている。

第38話　０から１、１から０

駆け落ちで空港へ向かう途中、ドワン・ジアバオは荷物の中の様子から母が自分の「脱走計画」などの事情をすでに察知したことに気がつく。やはり家族を見捨てることが出来ないドワン・ジアバオは、イン・シャンに思いを託して先に二人の夢を実現してくるよう、彼に出発を促した。家に戻ったドワン・ジアバオを囲んで、ようやく家族で和解の時を迎えることに。父は妻と娘に対し、自分が現実逃避して高望みした末に家族の不和をもたらしたことを謝罪する。シアオグオはチー・ソンが付き添うなか、緊張しながら母親の精密検査の結果を受けるが、結果ガンではないということが判明し、二人で抱き合って喜びを分かち合う。同じ場にいたジョウ社長は静かに去ってゆく。

第39話　あなただから

ディン・イーシェンの実家では、警察官出身の父親が捜査もどきの形でチュウ・ジョウチェンの所作を細かくチェックしていたが、期待を裏切ることなく、チュウ・ジョウチェンの立ち振る舞いやイーシェンに対する思いやりの態度はイーシェンの両親を満足させるものだった。リアン・シュアンはジャン社長の脱走したハリネズミを取り戻し、二人は和解する。チー・ソンはジョウ社長に対し、仮につぶやきヤードへの投資に仕事以外の目的もあるのなら、管理業務から外れてほしいと求め、ジョウ社長はそれに承諾する。シアオグオがつぶやきヤードから去って行くジョウ社長にその件を問いただすと、ジョウ社長はシアオグオのために戻って来たことを認める。

第40話　私たち、２５歳のストーリー

LANZHOU社を訪れたシアオグオ、ドワン・ジアバオ、イーシェンの三人組はエレベーターでジャン社長とばったり対面する。ジャン社長は畏まった態度で三人組に自分とリアン・シュアンとの仲を取り持ってほしいと懇願する。ライブコマース終了後、リアン・シュアンは4枚の赤いクジを持ってジャン社長のオフィスに現れる。ドワン・ジアバオ一家を助けてもらったお礼に、引いたクジに書かれてある内容をジャン社長にプレゼントすると約束する。ジャン社長のくじ運はよくなかったが、シュアンに何度もやり直しを懇願し、4枚目に書かれてある「デート一回」をようやくゲットする。そして、シュアンが自分に心を開いてくれたことに喜びを隠せない様子だ。
ON AIR 配信情報
先行配信 2025年3月5日（水）0:00～
Lemino Amazon(Leminoセレクト)
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